カズに会いたいな。
ようやく読み終わりました。
「いま一番会ってみたいひとは誰ですか?」とたまに聞かれますが、ダントツでカズです。カズのインタビューはいつ読んでも、清々しい気持ちになります。達観しているんだけど、なにもあきらめていなくて、貪欲で。嘘がなさすぎて言葉がキラキラと輝いています。ここまでひとつのことに純粋になれるって本当に幸せだな、と。熱中できるのも才能のひとつ。カズは才能の塊ですね。
この号のNumberはカズ特集ではなく、サッカーベテラン特集です。中村俊輔、中村憲号、小野伸二、遠藤保仁などなど。
自分はなぜか全盛期のスポーツ選手よりも、下り坂に差し掛かった選手に強く惹かれます。判官贔屓ともちょっと違うと思うんですが、この感情はどういうメカニズムによって生まれるのか。自分がまばゆいほど輝いたことがないから、そっちに惹かれるのかな。。太陽よりも月、王や長嶋よりも、野村克也的な。
「ONがヒマワリなら、オレはひっそりと咲く月見草」(ノムさん)
いやー、最高です。ここに自分はダンディズムを感じます。
この動画、未見の方はぜひ。カズの暖かさ、懐の広さを十二分に感じられます。