ワークマンの隆盛。

すごく興味深く読ませていただきました。

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最近なんだかワークマンの記事が多くアップされているような気がします。それだけ注目度が高いのでしょう。

 

うちは常に後追いだ(笑)。業界ではワークマンは地味なデザインばかりと言われていた。寅壱さんなんかが、けっこう派手なデザインを業界に仕掛けて、この流れをリードしてきた。それには背景がある。他社は価格勝負ではワークマンに勝てないから違う路線に変化せざるを得なかった。ワークマンは825店舗以上あり、この業界でダントツの店舗網だ。圧倒的なロットで作業着を生産できる。高品質で安く販売できる。他社が上下1万円で売っている定番的な作業着をワークマンは3000円で売っている。だからワークマンと差別化するため他はファッション化に走った。今は当社がそれの流れを追いかけ、さらに一般の人に向けた「ワークマンプラス」の業態開発に乗り出している。

 

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スケールが大きすぎて、フイナムで扱うようなブランド・トピックとはいくぶん世界が違う話ではあるけど、その世界は地続きなわけで当然無関係ではありません。

 

ワークマンはロットのケタが違う。10万点単位で作るから高機能でも相当安くなる。レインスーツを10万点以上作っているメーカーは、アウトドアウエアブランド含めても当社だけだろう。

 

先日アップした「SHOPPING ADDICT」では〈JINS〉の新ライン〈J of JINS〉を紹介しましたが、こうした巨人たちが本気を出してきたら、おのずと市場の形は変わってきますよね。

また、ワークマンが建設業界以外に広まったきっかけが、(下火とされている)バイク乗りからというのも興味深いですよね。どこで何に火がつくかわかりません。

 

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今日のフイナムズ

 

色味が絶妙ですよね。フランク・リーダーあたりが作りそうな感じというか。