木村伊兵衛写真賞。
最近食べた麺の話を呑気にしようと思ってたんですが、このニュースを見て気が変わりました。
ノミネート作家が全員女性なのに気づいたでしょうか？
自分はそれに気づき、少しびっくりして、そしてすぐに納得してしまいました。というのも、近年クリエイティブワークとされる職業に従事する男性が、とみに減ってきているという話をよく聞いていたからです。その傾向をこのノミネート結果に直結させて考えるのは少しばかり短絡的すぎるとは思うのですが、決して無視できない関連性だと思います。
生まれたときから不況だ不況だと叫ばれている世の中に生を受けて、公務員に代表されるような安定性の高い職業を求めていく昨今の男子を誰が責められましょうか。
誤解しないでいただきたいのですが、自分は男性こそがクリエイティブワークの中枢に居座るべきだ、という思想は全く持っておりません。女性の写真家で好きな方はたくさんいます。今回ノミネートされている細倉真弓さんとか。
ただ、同じオスとして少し寂しいなというだけです。そう思うことくらい許してください。
今週末、オスの中のオスの写真展が開催されるようです。これは行かねばですね。
