古賀充。
終わった展示の話をするのもどうかと思いますが、1月8日(月)まで「CLASKA Gallery & Shop "DO" 本店」にて開催されていた、造形作家の古賀充さんの展示「leaves」が本当に素晴しかったです。
※写真は公式HPより 以下同様
葉を見ていると、葉脈が様々に枝分かれすることで、そのかたちがつくられていると感じました。
身近にある植物の葉、一枚一枚を観察し、電気コードの銅線を枝分かれさせることで制作しました。
自然のかたちそのものではなく、自然がそれぞれのかたちをつくりだす流れや方法を作品にしたいと考えています。
古賀 充
古賀さんを初めて知ったのは『東京の仕事場』という平野太呂さんの写真集の取材でした。2011年なので、およそ7年前のことになります。
どこまでも繊細な作品と、ご本人の快活なキャラクター(声が大きい!)のギャップがまた素敵で。
代表作のひとつ「SEA STONE VASE」
過去のフイナムでは、こんな記事もありました。
引っ越してからアートを見る目が変わりました。どう変わったかというと、飾るところ、置くところが大量にできたので、“買う目”になったという感じです。
そんなギラついた目で見た古賀さんの作品で、いま一番心惹かれているのがこちらです。
嗚呼、美しい。。ずっと見てられる。
これ、光が当たったときにできる影がまた素晴らしいんですよね。。
展示に伺ったのが最終日だったので、古賀さんも在廊しており、久しぶりにお話できてよかったです。
今年もなにか動きがあるようなので、楽しみでなりません。