クラウトロック大全。
今日、書店にヒップな本を探しに行ったとき
こんな本が目に入りました。
こ、怖い。。
なぜだかはわかりませんが、
熱病にうなされたかのように
この手の音楽ばっかり聴いていたときがありまして、
その頃のことを色々と思い出してしまい
思わずペンを取った次第です。
クラウトロックとはなんぞやという説明は
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当時の自分は、高円寺に住んでいたのですが、
まんま坂本慎太郎みたいな風体をした知り合いに
ドサドサっと大量のCDを貸してもらったことから
クラウトロックにハマった、ような気がしています。
60年代末〜70年代に活躍した
ドイツのミュージシャンというのは
とにかくたくさんいて、
しかも、色々なバンドを行き来したり、
分裂したり、さくっと解散したりと、
人間関係がめちゃ複雑でした。
アシュ・ラ・テンペル、クラフトワーク、ノイ! 、
クラスター、アジテーション・フリー、グルグル、
タンジェリン・ドリーム、アモン・デュール(I、II)、ポポル・ヴー、
カン、ファウスト……。
仕事そっちのけで、
受験勉強かのように必死で憶えた気がしますが、
今はなーんにも憶えてやしません。
ま、そんなもんですよね、実際。
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でも、これだけは忘れないのは
2006年4月29日〜30日に行われた、
「PRISM」というイベントのこと。
ジャーマンにずっぽりハマっていたときに
当時の自分にとっては神にも等しい
Manuel Gottschingが来日するとのことで、
一もなく二もなく駆けつけたのでした。
イベント自体もまぁ愛好家だけが
ひっそりと集まる感じだったので、
伸び伸びしたもんでした。
いきなり本人そのへんにいるし。
夜になるにつれ、めちゃめちゃ寒くなったんですが、
この瞬間だけはそういうの全部忘れました。
ライブ中の動画がしっかり残ってました。
youtube最高。あんた一番いいね。
Manuel Göttsching live with Kinga at Anoyo Prism ...
終演後、完全にテンションおかしくなっており、
サイン&写真の列に自分もジョイン。
この写真だけは家宝ですよ、ホント。(……ドクじゃないよ!)
と、いうところまで
『クラウトロック大全』の表紙を見た瞬間に
一気に思い出したんですが、
上記の写真を探すのが大変でした。。
ハードディスク引っ掻き回して、
いろんな若気の至り的な写真を経て、
ようやく見つけた時の達成感たるや。
あーすっきりした。
さて、帰ろ。