NEW STYLE OF JIL SANDER
毎日地べたを這いつくばりながら、パリ中を回っております。同行している村松がドリスのショーについての記事をアップしましたね。
自分はJIL SANDERについて。
2018SSコレクションより、ルーシー・メイヤー、ルーク・メイヤーの夫妻がクリエイティブディレクターに就任しました。Vogueが昨秋に貴重なインタビューを取っています。
二人が手がけたファーストコレクションの評判がすこぶる高く、ハードルが上がりきった状態で、今回のパリメンズファッションウィーク中に「Fall/Winter 18 Men’s Collection Installation」が開催されました。
これがお世辞抜きで最高でした。特にお気に入りのルックを貼り付けておきますので、どうぞ。
JIL SANDERといえば、ミニマルで美しく、緊張感のある服が特徴的でしたが、その長所全てを損なうことなく、そこに温もりとエモーションが加わったのが、新生JIL SANDERのアウトラインだと思います。
インスタレーション会場には、映像とルック写真、実際の服が整然と並べられていました。そしてこの映像。どこかで見たことのある世界観だなーと思っていたら、、
アンダース・エドストロームのディレクションでした。これがめちゃくちゃハマっていました。リブランディングというのはこうして行うべきだ、というお手本のような素晴らしい仕事だと思います。
ちなみに、ルークが手がけているOAMCの18FWもキレキレでしたので、ぜひチェックしてみてください。昨夏に行ったこちらのインタビューと合わせてどうぞ。