『ブルーに生まれついて BORN TO BE BLUE』。
イーサン・ホーク、なんてかっこいのだろうか。
いま、もっとも楽しみにしている映画が
こちらの『ブルーに生まれついて BORN TO BE BLUE』です。
名トランペッター、チェット・ベイカーの半生を描いた作品ですが、
個人的な興味はチェット・ベイカーよりもイーサン・ホークにあります。
画像はこちらより。
近年のイーサン・ホークの活躍ぶりは目覚しいものがあります。
正直、1997年公開の佳作『ガタカ』のときには、
ひ弱なイケメンみたいなイメージしかなく、
ここまで生き残る役者になるとは思っていませんでした(失礼!)
いや、『ガタカ』は大好きですが。
そのあとリチャード・リンクレイターと組んだ、
『Beforeシリーズ』も最高だったし(2作目の『Before Sunset』が一番好みです)、
『6才のボクが、大人になるまで。』でも確かな足跡を残しています。
さて、『ブルーに生まれついて BORN TO BE BLUE』です。
チェット・ベイカーといえば時代の寵児として持て囃された栄光の時代から、
ドラッグにより堕ちていく転落ぶりまでがワンセットではありますが、
こうした破滅型のヒーローにどうしようもなく惹かれてしまうのは
なぜなんでしょうか。
きっと無い物ねだりなんでしょう。
自分はのうのうと生きながらえているわけで、
カート・コバーンのように
「だんだん消えていくくらいなら、激しく燃え尽きた方がましだ。」
なんて誰も言えないわけですよ。。
なんの話だ?
とにかく首長で公開の日を待っています。