SHIPS JET BLUEと児島さん。
引き続き今日も展示会。
印象に残ったのは二つ。
まず「SHIPS JET BLUE」。
これまでにあったユース向けな、ストリート的な匂いを残しながらも、
全体的にはよりシャープに、切れ味鋭く。
とくにブランドのセレクトに攻めを感じた。
他ではやらないブランドを持ってこようという
バイヤー陣の気合が表れている。
どこのお店だって自分たちだけの提案がしたい。
他がやっていないブランドをお店に置きたい。
でも、それはつねに売り上げとの睨み合いになる。
SHIPSのように母体が大きいところが
こうした尖った提案をするのは
とても勇気がいることだし、それゆえに応援したい。
〈バージズブルック(BASISBROEK)〉。
ベルギーで生産しているブランド。
写真は合皮。お値段抑えめ。でも、質感良し。
〈ダイン(DYNE)〉。
元NIKEのデザイナーが手がけるテクニカルなウェア。
先シーズンよりもだいぶ攻めてる。
〈アドサム(ADSUM)〉。
こないだのアンプラグドでも取り上げたNYブランド。
高品質なカジュアルウェア。もう少し値段が下がればかなり売れると思う。
元マルジェラのデザイナーが手がけるコペンハーゲンのブランド。
ルックが最高にかっこいい。
きっちりデザイナーズだけど、ヌケ感もある。
とにかく素晴らしいセレクトだった。
そしてもう一つは〈ウールリッチ(WOOLRICH)〉。
といっても、
我らが〈キャプテンサンシャイン(KAPTAIN SUNSINE)〉の
児島さんが手がけた〈WOOLRICH GREY LINE〉の方。
どこからどう見ても児島さんの仕事なんだけど、
上品さと〈ウールリッチ〉らしい
クラシカルな質感を加えた感じ。
男らしさとクリーンさのバランスが実にお見事。
普通に欲しい。
明日も展示会廻り。
来週も廻る。