君の名前で僕を呼んで。

話題の映画が色々と公開中のゴールデンウィークですが、自分は『君の名前で僕を呼んで』を観に行きました。

cmbyn-movie.jp

 

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フイナムでもニュースを書いていたこれです。

www.houyhnhnm.jp

 

公開翌日、朝一の回でしたが、日比谷シャンテの劇場は満員御礼。8割強は女性だったかと思います。

いやはや、とにかく美しい作品でした。皆が皆、同じようなことを言っていますが仕方がないです、本当に一点の陰りもない美なので。ギリシャ彫刻同士の恋愛を見ているようでした。

それにしても、17歳ってこんなにピュアだったかなーと昔を振り返ってみましたが、自分の場合はピュアと書いてバカと読む、という感じでしたので全く参考になりませんでした。

まぁ、主人公のエリオ(ティモシー・シャラメ)は英語、イタリア語、フランス語を難なく操る秀才で、しかも文学や哲学などにも明るいという超アカデミックな17歳なので、出来が違うんでしょう、出来が。

 

この作品、17歳と24歳の男性同士の恋愛が美しいということ以外にも見所がたくさんあるので、もう一回観ようかなと思っています。次は吹き替え版にしようかなーと、予告編を観たところ、、これはあかんですわ。。

常々、字幕版の情報量の少なさに不満があった自分。1度観た作品ならば吹き替え版を観る絶好の機会なはずなのですが。。なんかこう、北イタリアの風景に日本語が抜群に合ってませんでした。そりゃそうか。。

 

ところで、毎度おなじみ町山智浩さんの解説。全文書き起こしがアップされています。さすがの掘り下げで、映画のストラクチャーが次々に明らかにされていきます。ネタバレ云々という作品ではないので、未見の方が読んでも大丈夫かとは思いますが、まずは解説を読まずに一回、そして読んだ後にもう一回が正しい作法のような気がします。自分はそのスタイルでいこうと思います。

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