犬ヶ島。
ウェス・アンダーソン監督の新作『犬ヶ島』。先日、試写を拝見し、さらに野村訓市さん、村上虹郎さんの対談取材をしてきました。
ストップモーションアニメを使った本作、とにかく圧巻の完成度でした。いったいどれほどの労力がかかったか、、想像するだけで胸焼けしそうです。日本が舞台で、なおかつ黒澤明、小津安二郎などの影響下の元に作られているという本作は、はたして外国人の目から見るとどんな風に映るのか。興味深いです。ちなみにウェス・アンダーソン独特のユーモア、アイロニー、そして気高さは健在。自分はとても楽しく拝見できました。
ビル・マーレー、エドワード・ノートン、スカーレット・ヨハンソン、ヨーコ・オノ、渡辺謙などの豪華声優陣に混ざって、野村訓市さんも重要な役どころの声を担っています。
今回、訓市さんは声優、共同原案、キャスティングディレクターと八面六臂の活躍ぶり。その様子は自身のラジオ番組「Travelling Without Moving」でも語られています。
こないだの日曜日の放送でも、『犬ヶ島』にまつわる話を披露していたのですが、個人的にはとても感銘を受けました。クルマの中で聞いていたのですが、もう一度聞きたくてラジコのタイムフリー機能でおかわりしました。
未聴の方はぜひ。絶対、夜に聴いてください。個人的には神回でした。
最後のこの曲が沁みるんです。。